パブロ・
ピカソ(Pablo PICASSO) 1881~
1973
スペイン・マラガ生まれ
幼少
時より絵に親しみ、美術教師の父に10歳頃から
本格的に指導を受け始める。
「ほんの小さ
な頃から子供らしい絵を描いたことはない」と
自身が語るほど大人顔負けの技量で、
14歳
の時には転居先のバルセロナの美術学校のカリ
キュラムを誰よりも早く終了。
息子のあまりの絵のうまさに、後に父は画家を
やめたといわれる。
1900年に初めてパリに
出て、
モンマルトルで多くの芸術家と交流
しつつ、次第に頭角を現す。
表現主義的な
青の時代、抒情性を加えたバラの時代などを経
て、
ブラックとともにキュビズムを創始。
第二次世界大戦にかけてはシュールレアリ
スムを取り入れた作品を発表。
陶器
・版画・彫刻の分野でも活躍。
生涯におよ
そ13,500点の油絵と素描、100,000点の版画、
34,000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制
作し、
最も多作な画家であるとギネスブッ
クに記されている。